実習5日目

今日は授業がなかったので、子どもたちの姿を見ていました。

ローマ字の練習の時間があったのですが、その時間はサポートが必要な子に声をかけていました。

いつも宇宙に旅立ってしまう児童にあれやこれやと声をかけましたが、なかなか学びに向かってくれないようで。

どうしたものかと思い、「〇〇さんの世界から、こっちの世界に戻ってきてくれないかな〜先生寂しいな〜」とひとりごとのように言うと、「もう少ししたら先生の世界に戻るから待ってて」といい、10秒後には鉛筆を持ってくれました。

びっくりです。

「先生と一緒にやってみる?」「どっちからやりたい?」「〇〇さんが考えていることを、先生にも教えてほしいな」のようにいろんな声かけをしてきましたが、それらはあまり効果がありませんでした。ですが、こちらが意図せず話した言葉には反応してくれたのです。

そして、ローマ字の課題を時間内に終わらせることもできました。実習に入ってからは、初めて見た光景です。

まだまだ可能性を感じました。

私が児童同士のつながりを阻害してしまっているのは自明で、でも、実習の目的を見失うわけにもいかず、その場の最善を尽くそうとしています。

 

いつかは、児童同士がつながるような、パイプの位置になりたい。