寺小屋TANQでの学び②

投稿したつもりになっていましたが、下書きにまだ残っていてびっくり💦 間が空いてしまいましたが、寺小屋TANQの市川さんのお話のメモです。

【市川さんのお話のメモ】
フリースクールのweak pointである「固定化された人間関係」を崩すために、交流の機会を多く作る。
・農業、アート、大工さんとの交流の機会も多い。これは、STEAM教育にもつながる。(Science, Technology, Engineering, Art, Mathematics を合わせた教育)
・「できるようになりたい」を支える。 「勉強」に必要感を持ってもらえるようにする。
・学校→カリキュラムに則っているので、とりあえず学ぶことはできる。
フリースクール→学校のようには行かないからこそ、自分でやらないと進んでいかない。
フリースクールは、子どもたちの居場所であるだけではなく、「次につながる、つなげる」ことも大切。
・なりたい自分に近づくには、どうしたらいいのかを問う。
・部活・内申点がなくなった時に、学校の強みは何になるのか?
・在り方を考えないと、これからの社会で学校は生き残れない。フルースクールのような新しい教育の形にとって代わられる日も近いかも、、、。
・部活・内申点などがなくなっても行きたいと思える場になる必要がある。小・中学校は次の段階への予備校という認識ではなく、「今」が楽しいと思える場にしていきたい。
・大規模校より小規模校。統合するよりも、地域ネットワークのある小規模校同士をつなげる方がよい。(今までの地域ネットワークが生かせる。)
・地域のおじいちゃんおばあちゃんをはじめとした地域の方との食事会を実施できたら、地域とのつながりはより強いものになるだろう。
・元○○(体操選手、農家、保育士さんなど)のおじいちゃんおばあちゃんがいれば、なお良い。やはり、多数で多様な人との関わりの力はすごい。
・制度を子ども中心に変えていくしかない。
フリースクール(や特例校)はゴールではない。それらが提供する場はそもそも、一条校にあるべき。
・企業がスポンサーの学校を作る。地域で会社に役立つ人材を育てるシステム。究極のコミュニティースクールになる。社員が子どもたちから憧れられる存在になる必要がある。企業の「こういう職に就きたい!と思ってもらいたい」というモチベーションが大切。
・様々なジャンルの企業がスポンサーの学校を作る→企業としては、CSR活動になる・一定の労働力を得るチャンス。子どもたちにとっては、興味のある分野をとことん学んだうえで、企業につける・企業や地域の役に立てるように育っていく。
・今はTANQの中の安定を崩さないために、急激な変化はあえて抑えている。子ども中心に。
・引きこもりニートの一生を支えるためにかかる社会保障は、約1,5億円にもなるとも言われている。この人たちが、自分の幸せを見つけ、自分らしく、明るく働けるようになれば、、、。つながりがあれば。こういった意味でも、「誰一人残さずに」が本当に重要。
・自己評価が自分でできるようになると強い。子どもが行う自己評価が、実際の姿と乖離してしまうこともしばしば。だから、子どもが行う自己評価と実際の姿とを結びつけるのが先生の評価であるべき。
・大人(指導者)が世間とつながっておかないと、浮いてしまう。
・学校での学びは、毎日通わないこどもがいても成り立つように

今だけでなく、未来にも目を向ける必要があると感じました。今だけを見ていてもそれが子どもたちの将来につながっていなければ、意味がありません。将来を見据えながら、今すべきことは何かを考えることが大切になると感じました。