寺小屋TANQの訪問①

長野県にあるフリースクールの「寺小屋TANQ」を見学させていただきました。

 

先日あった越後『学び合い』の会でご登壇いただいた市川寛さんが運営されているフリースクールです。
お邪魔させていただきたいとご連絡したところ、快くOKしてくださいました。本当にありがとうございました。

第一印象は、めちゃくちゃ楽しそう。

この一言に尽きます。

子どもたちが自分で考えて、自分で学ぶ。

フリースクールのことを知っていたら、絶対私も通いたかったな~と思うような場所でした。

 

下は小1~中3まで。

異学年なのに(だからこそ?)全然距離が感じられません。

まるで、家族や兄弟のような感じでした。

 

課題をしたり、木を彫ったり、キャッチボールをしたり、絵を描いたり、トカゲの餌を取りに行ったり。
子どもたちがやりたいことをやりたいときにやっている。そんな感じでした。

自分でやる内容とやるタイミングを選べるからこそ、本当に楽しそうで。いきいきしていました。


自由な印象を受けましたが、それでも子どもたちは勉強もしています。

やりたいことだけを自由気ままにやっているわけではなく、必要感のあることにも取り組んでいました。
やりなさいと言われないけれど、だからこそ、必要だと感じたときに自分でやる。

自分のやることを選択できる。そんな空間でした。

(逆に、自分で選択できなければ、だんだんとそのしわ寄せが自分に来る。自由の中にもシビアさがあるように感じました。)

一日子どもたちとたくさん遊びました。

たくさんお話ししました。
子どもたちは、私たちのような初対面の大人に対してもとてもフレンドリーでした。

私が子どもたちにリードされていたくらいです。

自分が子どもの頃はこんなにコミュニケーション力あったかな?と振り返りました。

絶対にここまで話せていなかったはずです。

相手が大人ならなおさらです。

今までの活動で、いろんな人と関わってきたのだなと感じました。

実際に、キャンプ・修学旅行・映画・稲刈り・旅行などを計画し、様々なところへ足を運んでいるようでした。

何回も書いたのですが、本当に子どもたちがいきいきしているのです。

そして、子どもたちと一緒に過ごしている自分もいきいきしていました。楽しかった。 

 ②へ続く