音楽の指導法の授業で、発達障害のある子どもに見られる困難に、「抽象的な概念の理解が難しい」「聴覚処理がうまくできない」「情緒を言語化するのが難しい」があると習った。
しかし、領域・教科ごとの「交流及び共同学習」の実施状況では、国語科における知的障害のある子の交流及び共同学習の実施は13.2%であるのに対し、音楽は88.4%の実施であったらしい。(「障害のある子どもの今後の教育についての基礎研究」からだそうです。)
一斉指導での音楽の授業は、発達障害のある子どもが困難だと感じていることを全て網羅していると言っても過言ではないと感じた。
曲のイメージや雰囲気は目には見えないし、旋律だって目に見えない。
発達障害のある子にとっては、音を聞くことも、感じたことを言葉にするのも難しい。
そうだからこそ、適切なサポートができるかどうかが重要だと思う。
支援員の方が支援するのでも、担任の先生が支援するのでもなく、学級全員で支援(サポート)しあう文化が大切だと感じた。
先生や隣の席のお友だちに任せきるのではなく、「全員で」サポートしあう。
やはり、子どもたちを信じ続けて、語り続けることが大切なんだろうなと思うが、今の自分にそれができるだろうか。
本を読んで、いろんな人と話そう。