逆の発想!

実習4日目です。

今日は、ある児童の椅子に長いゴムがかけられていることに気づきました。

帰ってきてから調べてみると、「ふみおくん」という商品だそうです。

子どものセンサリーニーズ(感覚欲求)に応え、合理的配慮ができるものだそうです。

 

「センサリーツールとは、その子のセンサリーニーズに応えることで、子供たちの感覚に働きかけ、様々な行動調整を行うための感覚刺激教具です。
これまで、日本の教育現場では、子供の余計な行動による刺激は「除去」 することが多く見られましたが、子供が求める感覚刺激を与えることで、 気持ちを落ちつかせたり、集中させたりする効果が期待できます。 

授業中に、手や足を「いじらせないこと」よりも「ふみおくん」によって他の感覚刺激を入力させることにより、集中度を上げることが期待できます。「ふみおくん」による、足や手への心地よい刺激によって、子供の情緒的な安定を保つことができることが期待されます。

教室で椅子に座るときに、背筋が伸びてなかったり、ずり落ちそうなど、姿勢を保つのが難しい子の合理的な配慮を「ふみおくん」が提供することができる可能性があります。」とありました。

 

これまでは刺激を減らすようにしていたのに、あえて感覚を刺激することで集中力を上げることができるというのが、とても興味深かったです。